Pick Up Point!!
日本酒の消費期限
ワインには100年を超える年代物もあったりして、熟成という価値観が根付いている。一方同じ醸造酒である日本酒においても、やはり熟成という概念がある。
では熟成と、老ね(ひね)と呼ばれる劣化とはどう違うのか?
簡単に言うと美味しい変化を熟成と呼び、美味しくない変化を老ねと呼ぶ。
商品として日本酒に消費期限は無いと言えるが、味わいの面では別である。
熟成の化学変化
長期熟成によって生成される熟成香の香気成分は、ソトロンやフルフラールと言ったカルボニル化合物である。カラメル様の香りや、紹興酒のような香りがする。
一方半年から2年の熟成で生成されてくる、老ね香に関与しているのは有機硫黄化合物(ジメチルトリスルフィドやジメチルジスルフィドなど)であり、硫黄のような匂いがする。
前者をバランス良く、後者をなるべく発生させないような環境が、優れた熟成環境と言える。


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