【居酒屋レシピ】秋冬の定番メニュー、ぶり大根

2021/10/05

おつまみレシピ

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はじめに

秋分の日を過ぎて秋の気配が感じられるようになってくると、徐々に脂ののった魚も出回り始めます。この時期になると魚が美味しい季節がやってきた!という気になってきますね。

冬に向けて美味しくなる魚の代表格と言えば。やはりブリではないでしょうか。寒ブリという言葉は誰しも耳にしたことがあるのではないかと思います。その言葉の通り、ブリの旬は12月〜2月頃のまさに冬真っ盛りの時期です。有名なのは氷見や佐渡、能登などの日本海側の天然物ですが、広く全国に分布しており、養殖もおこなわれています。

旬の時期になってくると天然モノが脂がのって抜群に味が良くなってきます。夏の時期など旬を外した時期だと、通年で味が安定している養殖物のほうが味の落ちた天然モノよりも美味しくなりおススメです。

今回はスーパーでも割安で売られることの多い、ブリのアラを使ったぶり大根をつくっていきたいと思います。

(今回は天然と養殖のブリのアラがありましたが、脂の乗りがよさそうな養殖のブリのアラを買ってきました。)

レシピ

材料

(4人前分量)
・ぶりのアラ 400g
・大根 1/4本
・しょうが 1かけら
・ごぼう 1/4本程度
・粉山椒 適量
★調味料
・水250cc
・うす口しょうゆ 45cc
・濃口しょう油 45cc
・みりん 90cc
・調理酒 45cc

調理手順

①大根を一口大に切る。鍋に大根を入れ、水を張り、火にかけ下茹でする。アク抜きにごはん1口分か米1つまみを入れる。大根の透明度が増し、柔らかく火が通ったら火を止め大根を軽く水洗いして冷ます。(厚みやサイズによるが20〜60分程)

ごぼうをよく洗って泥を落とし、2cm幅ほどにカットし水にさらしておく。しょうがを洗い、1かけらカットする。

② ぶりのアラ全体に塩を振りかけて10分程おく。

③ 鍋にお湯を沸かす。ぶりのアラにお湯をかけ、霜降りにする。ぶりのアラを水洗いしてアクや血合い、ウロコ、塩などを洗い流す。

④ 鍋に調味料を合わせて火にかけ、沸騰してきたら①、②、④を鍋に入れる。軽くアクを取り、中火にして落し蓋をして15分〜20分火にかける。

⑤ 火を止め、皿に盛る。上から粉山椒をかける。(好みで白髪ネギや薬味ネギを盛り付けても美味しい。)

調理のポイント

・ブリのアラに塩を事前にあてることで、臭みをだしています。

・霜降りにして表面だけに先に火を通すことで、外側のタンパク質を固めて煮込み中の旨みの流出を抑えます。また表面に残っている、鱗や血合い、汚れも取りやすくなります。

・大根の下茹でを行うことでアク抜きの効果があるとともに、味も染みやすくなります。

・ごぼうを入れることで、ごぼうに含まれるイヌリンの働きで煮物にコクがグッと増します。

まとめ

魚は骨ごと煮込むことでよくだしが出ます。アラを煮込むことで魚の旨みがグっと強まり、旨みを大根にしっかりとしみこませたしみじみとした味わいです。
これからの季節は温かいおつまみがお酒もすすみます。ごはんのおかずに、お酒のおつまみに、是非おうちごはんでお試しください!

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